
TikTokは、米国・ニューヨークで開催したグローバルイベント「TikTok World 2026」において、AIの戦略的活用、クリエイティビティの強化、オーディエンスとのエンゲージメント向上、効果測定を支援する新たなソリューションを発表しました。
今回発表した最新のソリューションにより、広告主はTikTok上で自然に生まれる“発見”を起点に、AIによるインサイトを取り入れながら、発見から購買へつながる瞬間を捉えることが可能になります。また、ユーザーの興味・関心をもとに、実行や効果測定が可能なマーケティング施策を構築できるようになります。
これらのアップデートを通じて、TikTokは、認知から購買までを支援する「フルファネルマーケティング・プラットフォーム」としての進化をさらに加速させています。
ユーザーは、TikTokでコンテンツを“チェック”しているだけではなく、集中して“視聴”しています。
TikTokでは、こうした高い没入環境の中で、ブランドがユーザーにリーチできる広告ソリューションを提供しています。
「TopReach」は、「TopView」「Top Feed」という、TikTok内でも特に高いインパクトを持つ2つの広告枠を組み合わせた最新のプレミアム広告ソリューションです。これにより、重要なブランドモーメントにおいて、1日でTikTok上の大規模なユーザーリーチを実現します。
さらに、今回発表した「TopReach Creative Sequencing」は、アプリ起動時に表示される2つの高インパクト広告枠を連続的に活用することで、ストーリー性のある広告コミュニケーションを実現します。
また、TikTok上での“発見”を強化し、自然な話題化を促進するソリューションとして、「Branded Buzz」も導入されます。
ブランドがクリエイターと連携しながら、短期間で数百本規模のクリエイターコンテンツを展開することで、オーガニックな会話やUGC的な広がりを生み出すことができるため、TikTok上で自然な“バズ”を形成しながら、大規模な認知拡大を実現します。
この「Branded Buzz」によって生まれたブランドへの高い関心を捉えるため、「Search Hubs」も発表されました。TikTokでの検索結果の上部にブランド専用ページを表示することで、ユーザーが商品やブランドについて「探したい」「もっと知りたい」「購入したい」と感じた瞬間を捉え、次の行動へとつなげます。
「TikTok One」は、クリエイター、ツール、代理店を一つのプラットフォーム上でシームレスにつなぐクリエイティブ統合プラットフォームです。
より迅速にクリエイター連携を実現するため、新たに「Creator AI Search」を「TikTok One」内で提供します。キャンペーンブリーフをもとに、TikTokクリエイターのプロフィールを分析することで、最適なクリエイター候補を自動でリストアップし、AIを活用した効率的なクリエイター選定を可能にします。
また、大規模かつ高品質なクリエイティブ制作を支援するため、TikTok for Businessの次世代AI動画モデル「Dreamina Seedance 2.0」を、AIクリエイティブツール「TikTok Symphony」に統合しました。
この動画生成モデルにより、制作工程における手動修正を最小限に抑えながら、一貫性のある高品質な動画制作を可能にします。
さらに、「Symphony Creative Studio」には、新機能「Reference to Video」を追加します。これにより、広告主は動画内の特定のタイミングに表示したい画像や商品を指定できるようになり、AI生成コンテンツにおける表現の自由度をより高められるようになります。
「Smart+」は、AIによってキャンペーン作成や配信を自動最適化し、成果の向上を支援するパフォーマンスソリューションです。
今回、「Smart+」に導入した新機能「Auto Selection」は、クリエイターコンテンツ、商品アセット、Symphonyによる生成クリエイティブなど、さまざまな広告素材を横断的に活用し、その中から最も成果が期待できるクリエイティブを自動で選択します。
また、新たに発表したコマース管理ハブ「Asset Manager」は、商品カタログ、データ連携、クリエイティブなどを一元管理できるため、キャンペーン設定や配信開始をよりスムーズに行えるようになります。
さらに、AIによる「Summary」機能も追加。この機能は、キャンペーン成果を分析し、インサイトや具体的な改善提案を提供します。
TikTok Shop向けのキャンペーン作成および広告費最適化ソリューション「GMV Max」も機能を拡張します。
今回新たに、アフィリエイト費用、クーポン、各種手数料などを含めた利益最適化機能を追加することで、広告主は投資対効果(ROI)をより正確に把握できるようになります。
また、ブランドのフルファネルでの成果分析を支援するため、「TikTok Market Scope」も拡張します。「Industry Analysis」「Ecommerce Insights」「Creative Insights」といった新モジュールを追加し、業界動向、ユーザー購買行動、クリエイティブ分析、ブランドやターゲットに対して効果的だった施策など、より詳細なインサイトを提供します。
TikTokは、アプリ内で完結する体験をさらに拡大し、TikTok上で生まれる“発見”を実際のビジネス成果へとつなげていきます。まずは、旅行、エンターテインメント、ゲーム領域から展開を開始します。
これらの新たな体験により、ユーザーは「おすすめ」フィードで発見したゲーム、ショートドラマ、旅行先などを、そのままTikTok内で視聴・体験・予約できるようになります。
⚫︎メディアやゲーム会社向けの新広告ソリューション「TikTok Growth Max」
TikTok内のエンターテインメント体験「Mini Series」「Mini Games」へのエンゲージメントを促進します。ユーザーはアプリを離れることなく、ショートドラマやゲームを発見し、視聴・プレイ・購入でき、ブランドはエンゲージメントの高いユーザーへリーチしながら、新たな収益機会を創出できます。
⚫︎旅行業界向けの新広告ソリューション「TikTok GO Ads」
旅行への意欲が高いユーザーへリーチし、コンバージョンにつなげることが可能になります。「TikTok GO」は、TikTok内でホテルや観光地、旅行先の検索から予約までをシームレスに行える旅行体験を提供します。
今回、新たに「TikTok Ads Model Context Protocol(MCP)Server」を発表しました。これは、広告主や開発者がTikTok広告エコシステム上で、AIエージェントや独自ツールを構築できるインターフェースです。
これにより、広告キャンペーンの作成や管理を、手動作業に頼ることなく自動化できるようになります。
さらに、既存の広告基盤上で独自のAIツールを構築するための機能「TikTok Ads Skills」も発表しました。キャンペーン作成、パフォーマンス分析、クリエイティブ分析、オーディエンス分析、予算最適化など、広告運用における主要な業務を支援します。そのため、広告主や開発者はゼロから構築することなく、AIを活用した広告運用を、より効率的に実現できるようになります。
TikTokコミュニティは、日々新たなカルチャーやトレンドを生み出しています。ブランドには、コミュニティや会話の中へ自然に参加し、ユーザーとのつながりを築くことが求められています。
現在TikTokでは、こうした“発見”や“つながり”を実際のビジネス成果へとつなげるためのソリューションやプレイブックを提供しています。
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