テレビ番組制作で培った「伝える力」をTikTok Shopへ──「バカ売れ研究所」が大型セールでGMV1.9倍を達成

9月 03, 2026
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テレビ番組「ドランクドラゴンのバカ売れ研究所!」の制作を手がける株式会社ボウスは、TikTok Shop「バカ売れ研究所」を運営し、番組制作を通じて発掘した魅力的な商品を販売しています。

国内月間利用者数4,950万人を擁する(※1)TikTokでは、コンテンツを通じた商品との出会いから購入までをシームレスにつなぐTikTok Shopの活用が広がっています。

「バカ売れ研究所」では、テレビ番組制作で培った、“商品の魅力を分かりやすく、面白く伝える力”を生かしたコンテンツによって、まだ広く知られていない商品の価値を届けています。


今回は、株式会社ボウスの半田氏、西塚氏を迎え、TikTok for Businessの杉本とともに、TikTok Shopへの出店背景、コンテンツの制作・運用体制、Product GMV Maxを活用した取り組みとその成果、今後の展望について語っていただきました。


※1:2026年5月末時点。TikTok調べ。ユーザー数はTikTokとTikTok Liteの合計(重複を除く)


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魅力的な商品を発掘し、コンテンツの力で新たな顧客へ届ける


🔵TikTok for Business 杉本(以下、杉本):株式会社ボウスの事業内容および「バカ売れ研究所」の概要について教えてください。



🟢株式会社ボウス 半田氏(以下、半田):当社では、広告代理事業、テレビ番組制作、通販事業の3つを展開しており、それぞれの事業で培った知見を相互に生かせることが、当社の強みです。

BS12で放送している「ドランクドラゴンのバカ売れ研究所!」は、世の中にある魅力的な商品やサービスを発掘し、本当に“バカ売れ”する可能性があるかを番組内で判定する番組です。「バカ売れ認定」された商品は、番組や当社が運営するECサイトを通じて多くの方に紹介され、認知や販売を広げる機会が生まれています。



🔵杉本:「バカ売れ研究所」では、TikTok Shopのほか、どのような販売チャネルで商品を展開していますか。また、TikTok Shopへの出店を決めた背景や位置付け、取り扱う商品の選定方針についても教えてください。



🟢半田:他社のECモールや自社ECサイトなど、オンラインを中心に商品を販売しています。

TikTok Shopでは、番組で反響が大きかった商品や、他社のECモールですでに販売実績のある商品を中心に取り扱っています。使ってみると便利なものや、魅力がありながらTikTok上ではまだ十分に知られていない商品を選んでいることが特徴です。そうした商品の価値をコンテンツによって伝え、より多くの方に知っていただくことが、「バカ売れ研究所」の役割だと考えています。

TikTok Shopへの出店を決めた背景には、アジアをはじめとする海外市場での広がりを見て、日本でも新たな販売チャネルとして成長する可能性を感じたことがあります。なかでも、動画で商品の魅力を知り、そのまま購入できる導線は、他社のECモールにはない画期的な仕組みだと考えています。

当社はテレビ番組の制作を通じて、商品の魅力を分かりやすく伝える動画制作の知見を培ってきました。TikTok Shopは、その強みを生かして動画から商品の発見と購入を生み出せる、新たな販売チャネルと位置付けています。



🔵杉本:バカ売れ研究所では、複数のカテゴリや商品を取り扱っています。幅広い商品を扱うことには、どのような強みや難しさがありますか。また、TikTok Shopで販売を伸ばす上で、重点的に訴求する商品の選定や、ショップ全体の運用において重視していることを教えてください。



🟢半田:カテゴリーを問わず、当社のスタッフや制作担当者が実際に使い、良いと感じた商品を取り扱うことを大切にしています。「この商品があれば生活が便利になる」「使い方を知れば、その価値を実感してもらえる」という視点を軸に、商品の特徴や利用するメリットを分かりやすく伝える動画を制作しています。

一方で、商品によってユーザーの反応は異なるため、事前に売れ筋を見極めることには難しさを感じています。

そのため、当初から一部の商品だけに絞り込むのではなく、ユーザーの反応や販売状況を確かめながら、重点的に訴求する商品を判断しています。



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半田 裕士 氏

株式会社ボウス 取締役

広告代理業に10年以上従事した後、株式会社ボウスの立ち上げに参画。テレビ番組「ドランクドラゴンのバカ売れ研究所!」のプロデューサーを務めながら、新規事業であるTikTok Shopの責任者として、事業全体を統括している。




自社制作の動画とクリエイター動画で、商品の魅力を多角的に発信


🔵杉本:商品によって特徴やターゲットが異なる中で、それぞれの魅力を伝えるために、コンテンツの見せ方や訴求内容をどのように工夫していますか。また、コンテンツの制作・運用体制についても教えてください。



🔴株式会社ボウス 西塚氏(以下、西塚):コンテンツは、自社で制作する動画とクリエイターに制作していただく動画の両方を活用しています。

社内では3名が動画制作に携わり、同じ商品についても、それぞれ異なる視点から複数のコンテンツを制作しています。ユーザーの反応や販売状況を検証しながら、どのような見せ方や訴求が成果につながるのかを研究しています。

クリエイターには、実際に商品を使用した感想やユーザー目線の表現を取り入れた、UGCライクなコンテンツを制作していただいています。企業発信のコンテンツだけでは伝えにくい、消費者に近い視点やリアルな声が反映されるため、視聴者からの信頼を得やすく、購入にもつながりやすいと感じています。


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コンテンツ動画例(左:自社制作動画、右:クリエイター動画)




全商品へのProduct GMV Max活用で、新たな売れ筋を発見


🔵杉本:TikTok Shop公式セールの「トクトク大感謝祭」では、セール期間中の販売を伸ばすために、どのような取り組みを行いましたか。



🔴西塚:通常、TikTok Shop広告のProduct GMV Maxは、売れ筋の商品を中心に対象を絞って活用しています。一方、「トクトク大感謝祭」では、Product GMV Maxの対象としていなかった商品も含め、全商品に活用しました。

その結果、これまで主力商品として注力していなかった商品にも反応が見られ、新たな売れ筋を発見するきっかけになりました。


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西塚 沙稀 氏

株式会社ボウス コミュニケーションデザイン部 SNSデザイナー

TikTok Shopにおける動画コンテンツの制作を中心に、広告の運用・管理にも携わっている。




🔵杉本:今回の取り組みによって、売上や販売状況にどのような成果が表れましたか。通常期との違いも含めて、可能な範囲で具体的に教えてください。また、成果につながった要因をどのように分析していますか。



🟢半田:キャンペーン期間中のGMVは、キャンペーン前の直近8日間と比較して1.9倍に増加しました。広告費も同期間との比較で1.85倍となり、広告配信の拡大に伴って売上も伸長しました。

成果につながった要因としては、全商品にProduct GMV Maxを活用したことで動画の露出が増え、より多くのユーザーに商品を届けられたことが大きいと考えています。




TikTokでの話題化が、他の販売チャネルにも波及


🔵杉本:TikTok Shopでの取り組みが、他の販売チャネルにどのような変化をもたらしましたか。



🟢半田:TikTokで動画の再生回数が伸び、商品が話題になるのに伴い、TikTok Shopだけでなく、他のECモールでも売上の増加が見られました。実際に、動画への反応が高まった際には、他のECモールでの売上が通常時の約1.5〜2倍に増加する傾向が確認されています。これは、セール期間に限った変化ではありません。

TikTok Shop内で直接売上を生み出すだけでなく、動画を起点に商品への関心を高め、他の販売チャネルにも波及効果をもたらすことが、TikTokの大きな特徴だと感じています。



🔵杉本:今回の取り組みは、特に複数の商品を扱うセラーにとって、非常に示唆のある事例だと考えています。

一つは、複数の商品を対象に広告を配信することで、これまで注力していなかった商品の新たな可能性を発見できたことです。特にHome & Livingや日用品の領域では、商品を動画でユーザーに届けることで、想定していなかった反応が得られることがあります。TikTok Shopを、すでに売れている商品の販売を伸ばすだけでなく、新たな売れ筋を見つける場として活用できたことは、今回の事例の大きなポイントです。

また、大型セールとProduct GMV Maxを組み合わせることで、ショップ全体の販売機会を広げられたことも成果につながっています。さらに、他社のECモールにも売上の波及が見られたことから、TikTok上で商品との出会いを生み出すことが、販売チャネルを横断した購買につながる可能性を示す事例となりました。



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杉本 公佑

TikTok for Business Japan

Global Business Solutions, Ecommerce-TTS Domestic, Client Partner




クリエイターとの連携を広げ、さらなるヒット商品の創出へ


🔵杉本:今回の成果を踏まえ、今後、TikTok Shopでの販売やコンテンツ、広告活用をどのように発展させていきたいと考えていますか。



🟢半田:現在取り扱っている商品の中には、他の販売チャネルで実績がある一方、TikTokではまだ十分に知られていないものが数多くあります。まずはコンテンツを増やし、既存商品の魅力をより多くのユーザーに届けることで、販売をさらに伸ばしていきたいと考えています。

同時に、ただ商品数を増やすのではなく、魅力的な商品を発掘し、その価値をコンテンツによって広く伝えていくという「バカ売れ研究所」の役割も、引き続き大切にしていきます。

そのためには、自社での動画制作だけでなく、クリエイターとのコラボレーションやLIVE配信もさらに増やしていく必要があります。さまざまなクリエイターと連携しながら、「TikTokで商品を探すなら、バカ売れ研究所」と思っていただけるような存在を目指していきたいです。



🔵杉本:「バカ売れ研究所」には、TikTok Shopを通じて、魅力的な商品と新しいお客様との出会いを、より多く生み出していただきたいと考えています。

ボウス様の大きな強みは、テレビ番組制作などを通じて培ってこられた「商品の魅力を見つけ、コンテンツとして分かりやすく、面白く伝える力」だと感じています。

今後はその強みに、TikTokならではのクリエイターとのコラボレーションやLIVE、広告などを掛け合わせることで、多くのヒット商品を生み出していただけることを期待しています。

TikTok for Businessとしても、ボウス様とともに「まだ知られていない良い商品が、TikTokをきっかけに発見され、売れていく」という成功事例を増やしていきたいと考えています。



🟢半田:今回の取り組みでは、TikTok for Businessチームのサポートも大きな支えとなりました。「トクトク大感謝祭」においても、売上を伸ばすための広告設定や運用方法について具体的なアドバイスをいただき、それを一つひとつ実践したことが成果につながったと考えています。今後もTikTok for Businessチームと連携しながら、販売を伸ばしていきたいです。


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左からTikTok for Business Japan 王、ボウス 半田氏、西塚氏、TikTok for Business Japan 杉本