TikTok Shopの予約販売で2,500個完売──「ケイスケ社長」の発信を起点にブランドを育てるWHIP SPICE

9月 07, 2026
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株式会社Whipが展開する「WHIP SPICE」は、車内から自宅まで、好きな香りとともに過ごすライフスタイルを提案するフレグランスブランドです。

国内月間利用者数4,950万人を擁する(※1)TikTokでは、コンテンツを通じた商品との出会いから購入までをシームレスにつなぐTikTok Shopの活用が広がっています。香りを動画や写真だけで伝えることが難しい中、代表自らTikTokクリエイター「ケイスケ社長」として、商品の魅力や開発に込めた想いを発信。ショート動画やLIVE配信、アフィリエイト、広告を連携させながら、ブランドへの関心を高め、TikTok Shopでの販売成果につなげています。


今回は、株式会社Whip 代表取締役社長 廣葉氏を迎え、TikTok for Businessの杉本とともに、TikTok Shopの活用に至った背景から、「ケイスケ社長」の発信を起点としたコンテンツ戦略、発売前からの熱量づくり、成果につながった取り組み、そして今後のブランド展開について語っていただきました。


※1:2026年5月末時点。TikTok調べ。ユーザー数はTikTokとTikTok Liteの合計(重複を除く)



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カーコーティング事業から誕生した、「香りのあるライフスタイル」を提案するブランド


🔵TikTok for Business 杉本(以下、杉本):株式会社Whipの事業内容と、「WHIP SPICE」のブランド概要について教えてください。また、今回の取り組みで対象となった商品についてもお聞かせください。



🟢株式会社Whip 廣葉氏(以下、廣葉):株式会社Whipでは、自動車ディーラーから依頼を受け、新車や中古車のカーコーティングを行う事業を中心に、EC事業や自社ブランドの企画・運営を手がけています。

創業当初はカーコーティング事業のみを展開していましたが、その後、車関連商品の紹介や販売にも取り組む中で、車用芳香剤に着目しました。

従来の車用芳香剤は、車内での使用を前提とした商品が多く、自宅でも使いたいと思える香りやデザインの商品はあまり多くないと感じていました。そこで、車で気に入った香りを自宅でも楽しめる商品を届けたいと考え、フレグランスブランド「WHIP SPICE」を立ち上げました。

WHIP SPICEが目指しているのは、単なる車用芳香剤ブランドではなく、「香りのあるライフスタイル」を提案するブランドです。空間が変わっても、好きな香りとともに過ごせる。そんな新しい香りの文化をつくりたいと考えています。

今回の取り組みでは、車内と自宅の両方で使えるアロマディフューザーと、専用のフレグランスオイルを中心に販売しました。



🔵杉本:TikTok Shopは販売戦略の中でどのように位置付けていますか。



🟢廣葉:現在、私たちが直接運営している販売チャネルは、公式ECサイトとTikTok Shopです。他社のECモールでは、取引先の商社や販売事業者を通じて商品を展開しています。

もともと私は、「ケイスケ社長」というTikTokアカウントで、車好きの方に向けて、おすすめのカー用品や便利なアイテムを紹介していました。当時はまだTikTok Shopの日本でのサービス開始前だったため、動画を見て商品に興味を持ってくださった方をECモールへご案内していました。実際に、紹介した商品が大きな反響を呼び、売上につながったこともあり、TikTokが持つ影響力に大きな可能性を感じていました。

そうした中でTikTok Shopが日本で提供開始され、これまで取り組んできた商品紹介から購入までを、TikTok内で完結できるようになりました。それまで私が取り組んできたことと、TikTok Shopの仕組みがぴったり重なり、「これは運命だ」と感じました。

また、TikTok Shopは私たちにとって、単なる販売チャネルではありません。商品を知っていただくだけでなく、私自身がどのような想いで商品を開発しているのか、ブランドに込めた考えやストーリーを直接伝えられる場所でもあります。

LIVE配信では、お客様からリアルタイムでご意見やご質問をいただき、その声を商品開発や改善にも活かしています。一方的に商品を販売するのではなく、お客様とコミュニケーションを重ねながら、一緒にブランドを育てていけることが、TikTok Shopならではの大きな魅力だと感じています。



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廣葉 佳祐 氏

株式会社Whip 代表取締役社長

自動車販売の営業職を経て、2022年、26歳で株式会社Whipを設立。カーコーティング事業を展開する傍ら、TikTokアカウント「ケイスケ社長」にて車関連の商品や情報を発信。

ホテルで体験した香りを車内でも楽しめる商品をつくりたいと考えたことをきっかけに、フレグランスブランド「WHIP SPICE」を立ち上げた。現在は、車から暮らしへと香りの楽しみを広げるライフスタイルブランドを目指し、商品開発やブランド運営に取り組んでいる。




TikTokクリエイター「ケイスケ社長」を起点に、香りの世界観をコンテンツで届ける


🔵杉本:香りの魅力をオンラインで伝える上で工夫していることはありますか。



🟢廣葉:香りは、動画や写真だけで直接伝えることができません。これは今も難しさを感じており、試行錯誤しているところです。

だからこそWHIP SPICEでは、単に香りの特徴を説明するのではなく、その香りが生まれた背景や、調香師が込めた想いを一つのストーリーとして伝えることを大切にしています。さらに、それぞれのストーリーをモチーフにしたアートを制作し、香りの世界観を視覚的にも表現しています。

ストーリーやアートに触れることで、「どのような香りなのだろう」と興味を持ち、想像していただく。そして実際に香りを体験したときに、「このストーリーやアートには、こういう意味があったんだ」と新たな発見が生まれる。そうした体験まで含めて、WHIP SPICEの価値だと考えています。

私たちは、「香りを選ぶ」のではなく、「物語を選ぶ」ような体験を届けたいと考えています。



🔵杉本:WHIP SPICEでは、廣葉社長が「ケイスケ社長」として、ブランドや商品の魅力を発信されています。代表自ら発信することには、どのような強みがあると感じていますか。



🟢廣葉:もともと私自身が「ケイスケ社長」というTikTokアカウントで、実際に使って良いと思った車関連の商品を紹介していたため、自社ブランドであるWHIP SPICEを自分の言葉で紹介することは、とても自然な流れでした。

私たちは広く知られていたメーカーではないからこそ、商品だけではなく、「どのような人が、どのような想いでつくっているのか」まで知っていただくことが大切だと考えています。

お客様からも、「社長の人柄も含めて応援したくなる」と言っていただくことがあります。こうした反応をいただけることも、代表自らが発信する大きな強みだと感じています。

また、LIVE配信やコメントを通じて、お客様の喜びの声や率直なご意見を直接受け取り、必要に応じて商品をすぐに改良することもできます。お客様との距離の近さを活かしながら、一緒にブランドを育てていくことが、WHIP SPICEらしさだと考えています。



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🔵杉本:ショート動画やLIVE配信に加えて、アフィリエイトも活用されています。それぞれにどのような役割を持たせていますか。また、クリエイターによるアフィリエイトでは、どのような点を大切にしていますか。



🟢廣葉:ショート動画は、ブランドや商品の魅力を短時間で分かりやすく伝え、多くの方にWHIP SPICEを知っていただくための入り口だと考えています。

LIVE配信では、香りの特徴や商品の使い方をより詳しく説明したり、お客様から寄せられる質問にリアルタイムでお答えしたりしています。新作の香りや再入荷のお知らせ、限定商品の販売なども行い、その場でしか体験できないイベントのような空間づくりを大切にしています。

また、LIVE配信中に、商品を購入されたお客様から「すごく良かったです」「別の香りも購入しました」といった声を直接いただけることも、大きな喜びです。極端に言えば、その声を聞くために販売しているのかもしれないと思うくらいです(笑)。もちろん売上も大切ですが、お客様の喜びをリアルタイムで感じられることが、次の商品づくりやブランドづくりへの原動力になっています。

アフィリエイトに取り組む理由は、私自身が「この商品は良い」と伝えるだけでは、どうしてもつくり手側からの一方向の訴求になってしまうと感じているからです。実際に商品を使ったクリエイターの率直な感想が加わることで、商品の魅力が第三者の視点から伝わり、訴求力や信頼性も高まります。

そのため、クリエイターの皆さんには、決められた台本に沿って紹介してもらうのではなく、良い点も気になった点も含め、実際に感じたことをご自身の言葉で率直に伝えていただくことを大切にしています。私一人の発信には限界がありますが、さまざまなクリエイターの視点が加わることで、商品の魅力をより幅広い方に届けられると感じています。




商品開発の過程や想いを発売前から発信、予約販売で2,500個が完売


🔵杉本:今回の商品は、発売に先駆けて予約販売を実施されました。発売前から商品の認知や期待を高めるために、どのような取り組みを行いましたか。



🟢廣葉:発売前に私たちが一番大切にしたのは、単に商品を売ることではなく、商品開発に込めた想いや、WHIP SPICEが目指すブランドの姿を伝えることでした。

世の中には数多くの車用芳香剤がありますが、私自身はWHIP SPICEを単なる芳香剤にはしたくありませんでした。香りやデザイン、世界観まで含めた「今までにないブランド」をつくるため、品質やデザイン、ブランドコンセプトのすべてに妥協せず、商品づくりに取り組みました。

「安いから買う」のではなく、少し価格が高くても「WHIP SPICEだから選びたい」と思っていただける存在でありたいと考えています。今回発売したエアコン取り付けタイプの車内芳香剤も、香料にこだわるだけでなく、ガラスの香水瓶を車内に飾るような感覚で楽しめるデザインを採用しました。「かわいいから持っておきたい」と感じていただける商品に仕上げています。

発売前から、商品の開発過程や、そこに込めた想いをショート動画やLIVE配信で継続的に発信していました。さらに、「やばい芳香剤が出るぞ」と予告する動画を投稿したところ、大きな反響がありました。商品を発売してから魅力を伝えるのではなく、開発段階からお客様に過程を見ていただき、少しずつ期待を高めていったことが、予約販売での反響につながったと感じています。



🔵杉本:発売前の予約販売と発売後の販売では、どのような成果が得られましたか。



🟢廣葉:エアコン取り付けタイプの商品は、5種類の香りを各500個、合計2,500個用意しましたが、すべて予約販売で完売しました。

また、新たに発売したWHIP SPICEのアロマディフューザーは、発売初月で売上1,000万円を突破し、現在も多くのお客様にご愛用いただいています。

アロマディフューザーは、一度購入していただいて終わる商品ではありません。気に入った香りのフレグランスオイルを継続して楽しんでいただくことで、お客様と長くお付き合いできるブランドを目指しています。




TikTok Shop「トクトクSALE」を好機に、コンテンツと広告の連携でROI2.83倍を達成


🔵杉本:TikTok Shop公式セールの「トクトクSALE」ではどのような目標を設定し、具体的にどのような取り組みを行いましたか。



🟢廣葉:トクトクSALEでは、売上の最大化を目標に取り組みました。

私たちは規模の小さな会社で、生産体制にも限りがあります。それまでにも、想定を上回る反響に対して生産が追いつかないことがあったため、今回はTikTok for Businessのサポートをいただきながら、セール期間中の需要を見据えて、あらかじめ十分な在庫を確保しました。

その上で、ショート動画、LIVE配信、アフィリエイトに加え、TikTok Shop広告ではProduct GMV Maxを活用し、それぞれを連携させながら展開しました。ショート動画やアフィリエイトで商品の認知を広げ、LIVE配信で商品の魅力をより詳しく伝え、さらに広告を活用して、良いコンテンツをより多くの方へ届けていく設計です。

結果として、想定を上回るペースで売れ、十分に在庫を用意したつもりでしたが、一部の商品は在庫切れになりました。「もっと在庫を用意しておけばよかった」という、嬉しい反省もありました(笑)。

また、TikTok Shopで商品が話題になると、その効果はTikTok Shop内にとどまりませんでした。公式ECサイトでも売上が伸びたほか、他社のECモールでは関連カテゴリーのランキング上位に入るなど、波及効果が見られました。

当初、TikTok Shopは販売チャネルの一つだと考えていましたが、実際にはブランド全体の認知を広げ、外部ECモールや取扱店舗での販売も後押しする役割を果たしていると感じています。

そして、私たちにとってTikTok Shop広告は、商品を売るためだけではなく、良い商品と良いコンテンツをより多くの方へ届け、ブランド全体の成長を後押しする「加速装置」だと捉えています。



🔵杉本:こうした取り組みによって、トクトクSALEではどのような成果が得られましたか。また、今回の成果をどのように評価し、今後はどのような目標を掲げていますか。



🟢廣葉:2026年6月25日から30日までのトクトクSALEでは、ROI2.83倍を達成しました。また、トクトクSALEを実施した月には、TikTok Shopの月商が2,000万円を超え、ブランドとして確かな成長を実感しています。当初はTikTok Shopで月商3,000万円を目指していましたが、ブランド全体の年間売上3億円という目標も、現実的に見えてきたと感じました。

ブランドの世界観を継続的に発信しながら、ショート動画で興味を持っていただき、LIVE配信で商品の魅力や想いを深く伝え、アフィリエイトを通じて、実際に商品を使った方のリアルな声を広げる。さらに、それらを広告によってより多くの方へ届ける。こうした取り組みがそれぞれの役割を果たし、連携したことが、大きな成果につながったと考えています。

現在は、TikTok for Businessとも連携しながら、当初の目標を上方修正し、TikTok Shopで月商5,000万円を目指して取り組んでいます。



🔵杉本:TikTok for Businessの立場から見ても、今回、高いROIにつながった大きな要因の一つは、ショート動画やLIVE配信、アフィリエイトを通じて、商品の魅力やブランドの世界観を伝える基盤が、すでにしっかりとつくられていたことだと考えています。

TikTok Shopでは、オーガニックコンテンツ、LIVE配信、アフィリエイト、広告を一つの購買導線の中で連携させることができます。廣葉さんご自身がクリエイターとして発信してきた強みを活かし、この構造をうまく活用されていたことが、今回の成果につながりました。

さらに、TikTok Shop広告では、Product GMV Maxを活用し、反応の良いコンテンツや商品の魅力をより多くのユーザーへ届けられたことも、短期間での売上拡大を後押ししました。

Product GMV Maxは、商品やコンテンツのパフォーマンスをもとに、ROIの目標に応じて広告配信を自動で最適化し、TikTok ShopのGMV最大化を支援する広告ソリューションです。

商品そのものの魅力、質の高いコンテンツ、クリエイターによる動画やLIVE配信、そしてProduct GMV Maxを活用した広告配信。これらを掛け合わせたことが、高いROIにつながったと考えています。



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杉本 公佑

TikTok for Business Japan

Global Business Solutions, Sales-Ecommerce-TTS Domestic, Client Partner




自社の言葉で伝え続け、TikTok Shopでブランドを育てる


🔵杉本:TikTok Shopをこれから活用するセラーや、すでに活用しているものの思うような成果を得られていないセラーに対して、どのようなことを伝えたいですか。



🟢廣葉:私たちは、商品を売ることよりも、ブランドを育てることを大切にしています。

TikTok Shopに取り組んだものの、期待した成果がすぐに得られず、早い段階で「うまくいかなかった」と判断してしまう企業もあると聞きます。しかし、一度試しただけで諦めてしまうのは、非常にもったいないと感じています。

TikTokでは、クリエイターに商品を紹介してもらうことも有効ですが、それだけではなく、自社から継続して発信することがとても重要です。商品をつくっているのはどのような人なのか、どのような想いやストーリーがあるのか。自社の言葉で伝え続けることで、お客様との信頼関係が生まれ、ブランドを応援してくださる方も増えていきます。

目先の売上だけを追うのではなく、自社の発信を軸に、TikTok Shopのさまざまな機能を活用しながら、ブランドを育てていく意識が大切だと思います。企業の規模にかかわらず、自分たちらしい発信を続けることで、大きな可能性が生まれる場所だと感じています。

私自身、TikTokを始めたことで人生が変わりました。だからこそ、まずは挑戦し、すぐに判断せず、継続して取り組んでほしいと思います。




「車から始まるライフスタイルブランド」を目指して


🔵杉本:今後の展望について教えてください。



🟢廣葉:WHIP SPICEは、商品そのものだけでなく、ブランド名で選んでいただける機会も増え、次のフェーズに入ってきたと感じています。今後は車向けの商品にとどまらず、ライフスタイル全体へブランドを広げていく準備を進めています。

その第一歩として、自宅用のリードディフューザー「HOME LABO」の展開が決定しています。アロマディフューザーは充電が必要なため、置く場所によっては使いにくい場合がありますが、リードディフューザーであれば、リビングだけでなく、玄関やトイレなど、さまざまな空間で気軽に香りを楽しんでいただけます。

将来的には、ファブリックミストなども視野に入れ、車をお持ちでない方にもWHIP SPICEの香りを届けられるよう、商品展開を広げていく予定です。

私たちが目指しているのは、単なる「車用芳香剤ブランド」ではなく、「車から始まるライフスタイルブランド」です。車で気に入った香りを、そのまま自宅でも楽しめる。そんな新しい香りの文化を提案し、より多くの方の日常に寄り添えるブランドへ成長していきたいと考えています。

TikTokは、お客様と一緒にブランドを育てていける場所でもあります。これからもお客様の声を大切にしながら、新しい商品や体験を届け、WHIP SPICEならではのブランド価値をさらに広げていきたいと思っています。



🔵杉本:WHIP SPICEには、TikTok Shopを通じて、さらに多くの方に愛されるライフスタイルブランドへ成長していただきたいと考えています。

特に印象的なのは、代表自らの発信やLIVE配信を通じて、商品の特徴だけでなく、ブランドの想いや世界観まで丁寧に伝え、お客様やクリエイターと一緒にブランドを育てている点です。さらに、コンテンツと広告を連携させながら、認知から購買までの流れをつくっており、TikTok Shopを非常にうまく活用されていると感じています。

今後は、車向けの商品にとどまらず、暮らし全体へブランドを広げていくと伺っています。新たな商品やブランド体験を生み出すことで、お客様との接点がさらに広がり、ブランド全体の成長にもつながっていくと思います。私たちも引き続き伴走し、その挑戦を支援したいと考えています。


最後に、WHIP SPICEを通じて、お客様にどのような時間や体験を届けたいと考えていますか。



🟢廣葉:私は、“香りには人の心を動かし、記憶を呼び起こす特別な力がある”と信じています。

AIをはじめとするテクノロジーが発達する時代だからこそ、その場に足を運び、五感で味わう体験の価値は、さらに高まっていくと考えています。例えば、アーティストのライブで感じた高揚感のように、実際に体験したからこそ心に残るものがあります。香りも、そうした体験を形づくる要素の一つだと思います。

ふと香りを感じたときに、「あの頃を思い出した」「あの場所にいたときの記憶がよみがえった」という経験がある方も多いのではないでしょうか。香りは記憶や感情と深く結びついているからこそ、空間を心地よくするだけでなく、その日の出来事や大切な人と過ごした時間まで、思い出として心に残してくれる力があると感じています。

だから私たちは、香りそのものを売りたいのではありません。その香りとともに過ごす時間や体験、そして幸せな記憶を届けたいと考えています。

WHIP SPICEを通じて、「この香りを嗅ぐと、あの時を思い出す。」そんな人生のワンシーンに寄り添えるブランドになれたら、とても嬉しく思います。


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左からTikTok for Business Japan 王、Whis 廣葉氏、TikTok for Business Japan 杉本