iOS 14以降専用キャンペーンの割り当て枠に関するアップデート

注：現在、この機能は許可リストに登録された広告主に向け、試験的に公開しています。

2021年4月26日のAppleのApp Tracking Transparency（ATT）施行後、TikTok広告マネージャーでiOSアプリごとに作成できるiOS 14専用キャンペーン（DC）が11個に制限されたたため、TikTok for Businessでより多くのiOS用の支出を利用できないだけでなく、TikTok for BusinessのiOS製品テストへの参加も難しくなりました。 

解決策として、この機能を使用すると、各アドネットワークIDに対して最大11個のDCを作成できます。つまり、自動プレースメントを使用している場合、最大11個のDCを作成できます。 

この記事は、変更が広告作成時の広告セットごとのプレースメント選択にどのような影響をもたらすのかを解説します。

プレースメントおよびアドネットワークIDについて

TikTok広告マネージャーの主なプレースメントは、TikTok・Newsfeedアプリシリーズ（グローバルアプリバンドル）そしてPangleです。SKAN（StoreKit Ad NetworkまたはSKAdNetwork）での広告ネットワークIDについては、TikTokとNewsfeedアプリシリーズ（グローバルアプリバンドル）プレースメントが同じ広告ネットワークIDを持ちますが、Pangleプレースメントは異なります。自動プレースメントは両方の広告ネットワークIDを使用します。

影響を受ける広告主

この機能は、iOS 14ユーザーをターゲットにしているアプリのプロモーションと商品販売目的のiOS 14専用キャンペーンに適用されます。

広告セットでのプレースメントの選択に関する変更点

（停止済みの場合でも）過去の最初の広告セットのターゲティングプレースメントに基づき、その後に作成される広告セットのプレースメントが決まります。

シナリオA：

シナリオB：

シナリオC：

この新機能は既存の専用キャンペーンにも適用されます。

• 既存の広告セット1にTikTokプレースメント、既存の広告セット2にPangleプレースメントが選択されている場合、広告セット1および広告セット2はTikTokとPangle両方の広告ネットワークIDを使用しているとみなされます。これは自動プレースメントの広告セットとみなされるため、後続の広告セットのターゲティングプレースメントにはどちらのプレースメントも選択可能です。