イベントAPIについて
Last updated, 2023 年 10 月

TikTok for Businessでは、企業が自社のウェブサイト上のイベントをTikTokと共有できるツールを提供しています。TikTokのイベントAPIは、TikTokおよび広告主のマーケティングデータ(サーバー・ウェブサイト・アプリ・CRM)間のより信頼性の高いデータ連携を広告主に提供し、さらに広告主がTikTokで共有する情報を柔軟にカスタマイズできるよう設計されています。このようなイベントをTikTokと共有することにより、マーケティングチームによるTikTok上の広告パフォーマンスの測定・広告配信の最適化・ターゲットオーディエンスの作成に役立ちます。


TikTokのベストプラクティスの一環として、既存のピクセル統合を補完するイベントAPI統合の実施を推奨します。また、ピクセルおよびイベントAPIのセットアップが、TikTok広告マネージャー内のウェブコンバージョン目的の前提条件となることにご注意ください。変化を続ける広告エコシステムに対応し、パフォーマンスのメリットを最大化するために、両方のソリューションを一緒に活用することをお勧めします。


イベントAPIの開始方法の詳細は、こちらからご確認ください。


イベントAPIのメリット

イベントAPIは、マーケティング目的の達成に向けて、企業とTikTok間におけるスムーズなマーケティングデータ共有を可能にすることで、企業が持続可能なキャンペーンのセットアップを行い、変化し続ける広告エコシステムに適応する機会を提供します。TikTokのイベントAPIを導入するメリットは以下の通りです。

  • 見逃したコンバージョンを捕捉して広告配信とターゲティングを改善

    • ピクセルを介して報告されるコンバージョン数は、接続の問題やさまざまなブラウザの動作の不整合により影響を受ける可能性があります。イベントAPIを併用すると、より多くのコンバージョンが報告され、測定・最適化・ターゲティングのためにより良い情報を提供するために活用されます。

  • TikTokと共有されるビジネスデータを綿密に管理

    • イベントAPI統合により、TikTokの最適化の製品によって有効化された、マーケティング目的を達成するために必要となるデータのみを共有するよう管理できます。

  • 広告エコシステムの進化に対応した強固なソリューションを提供

    • TikTokイベントAPIにより、広告主のビジネスとTikTokプラットフォームとの間に信頼性の高い連携が構築され、広告業界の変化に応じた持続可能な移行を保証します。既存のピクセルが備わったイベントAPIを組み込むことで、広告主は現在利用しているキャンペーン戦略およびセットアップを維持したまま、業界の変化に対応できます。


ウェブコンバージョンのセットアップ方法の比較

TikTokでは、ピクセル・イベントAPI・またはその両方を使用した、3つのウェブコンバージョンの設定方法があります。以下のセットアップシナリオのメリットをご覧ください。

イベントAPI

ピクセル

ピクセル+イベントAPI(推奨)

メリット

・企業およびTikTok間の持続可能なイベント共有が可能

・見逃したコンバージョンを捕捉することで、広告配信とターゲティングを改善

・TikTokと共有されるデータをより詳細に管理

・手軽に実装可能

・顧客イベントの捕捉および報告が容易に

・ピクセルパフォーマンスへの自動更新

・イベントAPIによる充実したピクセルのコンバージョン共有

・充実したコンバージョンによる、フルファネル測定・広告配信・オーディエンス作成の強化

・広告業界の変化に対して持続可能な移行が可能

実装にかかる時間

・ダイレクトAPIの実装には、1~4週間かかります。

・コマース&データパートナー統合では、パートナーにより所要時間が異なります。1時間未満で完了する場合もあります。

・手動によるピクセルコードの実装は、多くの場合、数分で完了します。

・サードパーティのピクセルパートナーとの統合は、状況が異なる場合があります。多くの場合、数分で完了します。

・イベントAPIの実装と同様に、イベントの重複排除を設定するため、追加の作業時間を要します。

必要なリソース

・ダイレクトAPIの場合:広告主は、社内の開発者・マーテックチーム・広告運用チーム・技術的な専門知識を持つ人材の確保が必要になる場合があります。

・コマース・データパートナーの場合:パートナーにより追加のサポートが提供される場合があり、その内容はパートナーによって異なります。

・社内開発者・マーテックチーム・広告運用チーム・ウェブサイトコーディングの専門知識を持つ人材。

・コマース・データパートナーの場合:パートナーにより追加のサポートが提供される場合があり、その内容はパートナーによって異なります。

・ダイレクトAPIの場合:広告主は、社内の開発者・マーテックチーム・広告運用チーム・技術的な専門知識を持つ人材の確保が必要になる場合があります。

・コマース・データパートナーの場合:パートナーにより追加のサポートが提供される場合があり、その内容はパートナーによって異なります。

ピクセルおよびイベントAPIの両方を使用する広告主には、イベント重複排除が必要となります。広告主は重複排除のため、イベントAPIおよびピクセルを介して重複したイベントを共有する必要があります。イベント重複排除の仕組みの詳細については、こちらをご覧ください。


イベントAPIのベストプラクティス

イベントAPIとTikTok Pixelの併用

イベントAPIとTikTok Pixelの設計には、互換性があります。ウェブコンバージョンの最適化を行う予定の広告主には、パフォーマンスを最大化させるため、イベントAPIとTikTok Pixelの併用をお勧めしています。


すべてのウェブコンバージョンクライアントには、パフォーマンスを向上させるため、以下の設定をお勧めしています。

  • 連携タイプ:TikTok PixelとイベントAPIを併用し、イベント重複排除を行います(ピクセルとイベントAPIの両方において、event_idパラメータをポストバックして有効化)。重複排除についての詳細は、こちらをご確認ください。

  • イベント&パラメータ:ピクセルとイベントAPIの両方において、ユーザージャーニー全体のイベントが常に共有されていることを確認します。

  • マッチキー:関連性のあるマッチキーをすべてパスバックすることで、マッチ率を高め、測定とオーディエンス構築を向上させます。


イベントAPIによるイベントとパラメータの設定

イベントAPIの統合前に、マーケティング目標を達成するためにTikTokへ共有したいイベントを事前に定義しておくことをお勧めします。これには、14の標準イベントおよびカスタムイベントが含まれ、ご使用のウェブサイトでのアクションのレポート・測定に使用できます。イベントAPIを設定する際は、同じピクセル設定を使用することをお勧めします。イベントAPIとTikTok Pixelの両方において、同じイベント・パラメータ・マッチキーを共有することで、重複排除をより正確に行い、測定・キャンペーンパフォーマンス・オーディエンス構築を向上できます。


イベント選択についての詳細は、標準およびカスタムイベントのセクションをご確認ください。


イベントAPIでのイベントマッチング

キャンペーン効果を測定し、ウェブサイト上で行われたアクションをTikTok広告に関連付けるには、以下のマッチキーを有効化することをお勧めします。

  • クリックID

  • アドバンスドマッチング:

    • メールアドレス(ハッシュ化が必要)

    • 電話番号(ハッシュ化が必要)

  • 外部ID (ハッシュ化が必要)

  • IPアドレスとユーザーエージェント

  • ファーストパーティCookie(ピクセルでファーストパーティCookieを使用しているビジネス向け)


マッチキー

概要

追加情報

クリックID

・クリックIDは、ユーザーがTikTok広告をクリックするたびにURLに追加される、固有の識別子です。ウェブサイトの読み込み後、クリックIDが保存され、イベント発生時にTikTokへ共有されます。

・各クリックIDは一意で、アトリビューションマネージャー設定のものと同じCTAウィンドウが適用されます(こちらを参照)。

クリックID実装に関する開発者向けの情報の詳細は、こちらをご参照ください。

アドバンスドマッチング

・アドバンスドマッチングでは、ビジネスによるマッチキー(ハッシュ化されたメールアドレスと電話番号)の送信を可能にすることで、TikTok広告とウェブサイトイベントやアプリイベントをより正確にマッチングできます。

ハッシュ化に関するよくある質問など、アドバンスドマッチングについての詳細は、こちらで確認できます。

外部ID

・外部IDは、ロイヤルティ会員ID・広告主顧客ID・外部Cookie IDなど、広告主側の識別子です。

外部IDの詳細は、こちらで確認できます。

IPアドレス(IP)とユーザーエージェント(UA)

・IPアドレスとユーザーエージェントパラメータは、エンドユーザーのデバイスと接続に関する情報です。ピクセルでは、IPアドレスとユーザーエージェントは初期設定で共有されますが、イベントAPIでは手動での設定が必要です。

イベントAPIでのIPアドレスおよびユーザーエージェントの有効化に関する詳細は、こちらで確認できます。

ファーストパーティのCookie

・ファーストパーティのCookieは、ttpとしてファーストパーティCookieに保存され、広告主ドメイン限定で適用される一意の識別子です。このCookieの値は、広告主のウェブサイトイベントとTikTok広告のマッチングの強化を目的として使用されます。

ファーストパーティCookieの値をイベントAPIに共有する方法の詳細は、こちらで確認できます。

プライバシーおよびデータ利用についての詳細

情報の用途に関する詳細は、TikTokビジネス製品(データ)利用規約をご確認ください。


TikTokがユーザーのアプリ内およびデバイス単位のプライバシー設定を遵守する取り組みについては、セーフティセンターで詳細をご覧ください。


イベント重複排除

ピクセルおよびイベントAPIの両方を使用する広告主には、イベント重複排除が必要となります。より正確な重複排除のために、広告主には、ピクセルとイベントAPIの両方を介して同じイベントとパラメータを共有するという当社のベストプラクティスを推奨しています。


重複排除機能の仕組み

重要:重複排除を確実に行うには、広告主はピクセルとイベントAPIの両方を介して、すべてのイベントのイベントID(event_id)をパラメータとして共有する必要があります。詳細なガイドについては、開発者向けドキュメントをご参照ください。TikTokにより重複イベントと判断された場合、測定とレポートには最初に受信したイベントが記録されます。


重複排除のシナリオ

次のような重複が発生する場合は、以下のシナリオおよび対処法をご確認ください。

  • ピクセルイベント間の重複

    • 最初のイベントから48時間以内に同一のeventおよびevent_idパラメータを持つイベントがピクセルを介して報告された場合、重複排除が行われます。

  • イベントAPIイベントの重複

    • 最初のイベントから48時間以内に同一のeventおよびevent_idパラメータを持つイベントがイベントAPIを介して報告された場合、重複排除が行われます。

  • ピクセルイベントおよびイベントAPIイベントの重複

    • ピクセルおよびイベントAPIを介して報告された、受信時間の差が5分以内かつ同一のeventおよびevent_idパラメータを持つイベントは統合され、その際、追加のマッチキーやパラメータがある場合は、最初のイベントに付与されます。

    • 最初のイベントの5分後以降かつ48時間以内に同一のeventおよびevent_idパラメータを持つイベントがピクセルおよびイベントAPIを通じて報告された場合、重複排除が行われます。


重複排除の設定方法

開発者は、重複排除の有効化のために、ピクセルおよびイベントAPIの両方において、下記の3つのパラメータがイベントペイロードに含まれていることを確認する必要があります。

  • pixel id

  • event(例:CompletePaymentAddToCart

  • event_id(広告主側で設定された、訪問者のコンバーションを表す一意の文字列)

重複排除の設定方法については、TikTok for Business開発者ドキュメントに従ってください。


プライバシーおよびデータ利用についての詳細

情報の用途に関する詳細は、TikTokビジネス製品(データ)利用規約をご確認ください。


TikTokがユーザーのアプリ内およびデバイス単位のプライバシー設定を遵守する取り組みについては、セーフティセンターで詳細をご覧ください。

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