TapNow (サンゴテクノロジーズ株式会社)

目的

TapNowは、ユーザーが気分に合わせて日々の思い出の瞬間を共有することで、好きな人たちとより深くつながっているように感じることができる、日本発祥のモバイルアプリです。友人のスマホのホーム画面宛てに写真や動画を直接送信できるので、受け取る側がアプリを開いていなくてもコンテンツを共有することができます。日本での成功を踏まえて、同社はコミュニティを拡大し、アメリカで新たなユーザーを獲得したいと考えました。そこで、TikTokの大きなユーザーベースと、TikTok Creative Challengeなどの革新的なクリエイティブソリューションに着目。現地のカルチャーとの関連性が高いクリエイティブと、戦略的な広告ソリューションを通じて、新規市場を開拓することを目標にしました。

ソリューション

アメリカのオーディエンスと効果的につながるため、TapNowはTikTok Creative Challenge（TTCC）を活用して、関連性が高く魅力的なコンテンツを制作できるクリエイターを起用し、クリエイティブを数多く展開できるようにしました。TTCCでは、方向性を明確にしたオリエンシートを作成した上でブランドチャレンジを開催し、ブランドのスタイルに合った動画をクリエイターたちから公募できます。これにより、コストをかけて制作チームを採用したり管理したりすることなく、現地のカルチャーとの関連性が高いコンテンツを作成することができます。また、リアルなユーザー生成コンテンツ（UGC）でエンゲージメントを最大化できるというメリットもあります。

TapNowは、TTCCで制作されたクリエイティブを使用してアプリインストール目的の広告キャンペーンを配信し、アプリのダウンロード数を増やすことを目指しました。動画広告を見て興味を持ったユーザーは、CTAボタンをクリックし、アプリをすぐにダウンロードできます。

成果

海外進出キャンペーンは大成功を収め、TTCCによってTapNowの動画が4週間で28件制作されました。これによりアプリインストーを目的とした広告キャンペーンでは、コスト効率を最大化できただけでなく、クリエイティブの摩耗も軽減することができました。このキャンペーンは、前期のブランドクリエイティブを使用したキャンペーンと比べてインストール単価（CPI）48％削減を記録し、コンバージョン率（CVR）は148％上昇しました。TTCCはTapNowの新規市場拡大におけるクリエイティブ制作の障壁を取り除き、効果的なクリエイティブで広告パフォーマンスを改善できる長期的なソリューションを提供しました。