プロ野球RISING
スポーツ関心ユーザーへの的確なターゲティングによるフルファネル戦略で、課金ユーザー数27%増を達成した。
Com2us Japanは、日本プロ野球機構(NPB)の公式ライセンスを取得した、新作野球ゲーム「プロ野球RISING」を、日本リーグ開幕シーズンに合わせて2025年3月にリリースした。
日本市場では、新作タイトルの認知を効果的に広げ、費用対効果の高いユーザーを獲得するのは簡単ではないが、ブランド認知からアプリインストール、利用、課金まで、一貫した統合マーケティング戦略が求められていた。
TikTokのフルファネルマーケティング戦略を活用し、スポーツコンテンツに興味のあるユーザーを対象に、精緻なターゲティングによるブランドキャンペーンとパフォーマンスキャンペーンを並行して展開した。
ブランディング(認知):
「TikTok Pulse」※を活用し、高品質なゲーム内トレーラーを配信。
その結果、日本市場のベンチマークと比較して広告想起率は2.2倍、タイトル認知度は3.4倍に向上した。
※日本では現在β版テスト中(2025年7月時点)
パフォーマンス(アプリインストール):
ファネルの段階に合わせたメッセージ訴求を行い、ブランド認知からアプリインストールへと自然な導線を構築。
特に、WBC優勝監督・栗山監督を起用した広告は高い信頼性を発揮し、インストール単価(CPI)を市場平均より60%以上削減した。
さらには、アプリインストールを超えて、課金フェーズまで効果が波及した。
広告接触ユーザーのアプリ内参加率は一貫して高く、アプリ内課金率も42%を達成。認知 → インストール → 課金へとつながる優れたコンバージョンフローが実証された。
本キャンペーンは、TikTokのプレミアム広告枠と精緻なターゲティングを活用したフルファネル戦略が、ブランド認知拡大と実質的な成果の双方を最大化した好事例となった。