【2024年度 美容・コスメ業界のTikTok広告】デパコスの“TikTok売れ”を生んだフルファネル戦略

5月 23, 2025
【2024年度 美容・コスメ業界のTikTok広告】デパコスの“TikTok売れ”を生んだフルファネル戦略

TikTokでは根強い人気を誇り、若年層だけでなく幅広い層から注目を集めている「美容・コスメ」カテゴリー。

これまでにも、美容・コスメ業界では数多くの商品にTikTok広告が活用され、ビジネスの成長に貢献してきました。

2024年に入ると、手軽に楽しめる“ドラコス(ドラッグストアコスメ)”だけでなく、高価格帯商品が揃う“デパコス(デパートコスメ)”にもTikTok広告活用が広がり、“TikTok売れ”が起こっています。


本記事では、2024年度の美容・コスメ業界での成功事例の中から、デパコスの商品にターゲットを絞り、“TikTok売れ”を生んだ背景とキャンペーンを成功に導いたポイントをご紹介します。




デパコスにも“TikTok売れ”を生んだ、ユーザー層の広がり

現在、日本国内では、TikTokとTikTok Liteを合わせると毎月3300万人以上が利用しており、ユーザー数の拡大とともに年齢層も広がり、ユーザー平均年齢は36歳となっています※1。

TikTokにおいて、元々ユーザーからの関心が非常に高い「美容・コスメ」カテゴリーのコンテンツは、ユーザー層の広がりに伴い、カテゴリー内での関心事も多様化しています。そのため、手軽な価格帯の商品だけでなく、高価格帯の商品にも高い関心が寄せられる傾向が強まっています。

TikTok広告活用によるデパコスの“TikTok売れ”は、まさに、その象徴となる成功事例と言えます。それらの事例から見えてきた、成功につながるポイントは大きく2つありました。




1. 認知獲得から購入促進までフルファネルでのアプローチ

認知獲得から購入検討・促進までのフルファネルにおいて、ファネルごとに広告メニューやクリエイティブを戦略的に活用することで、すべてのファネルにおいてユーザーのポジティブな態度変容を促すことができます。

認知獲得には、ブランド素材をクリエイティブとして使い、アプリ起動時にユーザーが最初に見る動画広告TopViewで山を作ることが効果的です。その後、TikTokクリエイターを起用するなど、ユーザーの共感を生むクリエイティブを使ったインフィード広告によって、商品への理解促進、購入検討へとつなげていきます。


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プランニング例



2. 共感を生む広告クリエイティブ

TikTokは、広告とオーガニック投稿がシームレスにフィードへ流れてくるため、ユーザーの広告への受容度が高く、好意度が下がりにくいという調査結果が出ています※2。

TikTokクリエイターを起用したクリエイティブは、ユーザーの共感を呼びやすく、UGC創出につながります。また、広告であっても視聴されやすく、ブランドへの好意度を保つことができます。その際に重要になるのが、ブランドの世界観をしっかり守りながら、TikTokに最適化したクリエイティブを作ることです。


※1:博報堂DYホールディングス、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズによる共同調査「コンテンツファン消費行動調査2023」

※2:TikTok for Businessが第三者機関に委託して実施したTikTok視聴時の脳波計測調査『コンテンツ全盛時代の「ヒト起点の動画広告」』




2024年度「美容・コスメ」カテゴリー TikTokキャンペーン成功事例

TikTokキャンペーン実施の背景から具体的な取組内容、成果までを担当者が語っています。TikTok広告活用やキャンペーン企画立案のヒントとしてお役立てください。





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