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Creative Strategies#AllAroundAPAC におけるTikTokでのクリエイティブの成功
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#AllAroundAPAC におけるTikTokでのクリエイティブの成功

Jun 26,2024
Jonathan Lim, Creative Strategist APAC. Trisha Choo, Marcoms APAC
Creative Guidance

今年上半期の東南アジア地域では、TikTokクリエイティブの可能性を押し広げる非常に面白いキャンペーンから、期待以上の大成功を見せるクリエイティブが誕生しています。この記事では、最高峰のクリエイティブから得られた学びを共有します。

TikTokのユーザー層と共にストーリーテリングを再構築したModiBodi

🏆 TikTok広告大賞(オーストラリア、ニュージーランド)最高クリエイティブキャンペーンに選出

*クライアント:ModiBodi|クリエイティブ制作会社:Howatson+Company


ModiBodiとHowatson+Companyは、ModiBodiのZ世代コレクションであるModiBasicsのリリースに際し、「I'm Dying Inside(もううんざり)」と題したTikTokドラマの制作で協働しました。TikTokコメディアンであるSamantha Andrewが登場するこのドラマでは、子宮内膜症の悪化から月経のアクシデントまで、月経にまつわる現代の出来事が紹介されています。 同社は、舞台裏の脚本会議にてTikTokに特化したユニークなクリエイティブアプローチを追求し、従来のストーリーテリング形式を48の短編コンテンツへと変革しました。コンテンツには、トレンドや舞台裏、そしてユーザーによるメッセージや商品購入をもたらした全ミニドラマが含まれます。


  • +1,200万回(TikTokでの視聴回数)
  • +91.4%増加(ブランドエンゲージメント)
  • +44%増加(ウェブサイトトラフィック)
  • +75%増加(売上)

クリエイティブのTip

コンテンツを即座にTikTokへ溶け込ませるには、まずクリエイターと積極的にコラボレーションしましょう。クリエイターの活用は、1つのメッセージを複数のユニークストーリーに変えるためのスタートの手段となり、ブランドがユーザーの情熱に瞬時に共感できるようにします。ブランドに合ったクリエイターを見つけるには、TikTok Creator Marketplaceを利用しましょう。


人気のASMRトレンドにアレンジを加え、500円メニューに対するユーザーの食指を動かしたマクドナルド

🏆 TikTok for Business Japan Awards Creative Category、Best Innovation部門受賞およびグランプリに選出

クライアント:日本マクドナルド|クリエイティブ制作会社:dentsu Japan

若年層オーディエンスへのリーチを目指すマクドナルドは、従来型のファストフード広告を超える新しいアイデアを追い求めていました。食欲を刺激する500円メニューの満足感を伝え、TikTokで具材の魅力を生き生きと表現するため、同社はdentsu Japanとの協働を開始しました。 今回のアイデアは、近年人気のASMRトレンドを活用し、写真をシンプルかつ最小限に抑え、新鮮で感覚を刺激する体験を創出すること。これにより同社は、クリエイティブの発想力を最大限発揮しながら、シンプルなクリエイティブコンセプトさえも大きな反響を呼び、より良い成果をもたらすことを証明しました。



  • 26万いいね(マクドナルド歴代2位)
  • 15.6万回以上(TikTokでの視聴回数)
  • +3.5%(公開前と比べて公開後に購入数増加)

クリエイティブのTip

TikTokで量をこなす際には、色々なバリエーションを試すことが有効です。例えば、トレンドやサウンドの導入、さらには類似コミュニティに属するクリエイターの起用など、オーディエンスに適したアイデアを無限に生み出すことができます。TikTok用コンテンツの作成でサポートが必要な場合は、TikTok Creative Exchangeの制作パートナーとの共同制作が可能です。


ユーモアを用いて障害を持つ人々とのつながりをもたらしたSG Enable

TikTok広告大賞(シンガポール)ベストブランディング候補に選出

クライアント:SG Enable|クリエイティブ制作会社:TBWA\Singapore、TBWA\Santiago Mangada Puno


シンガポールにおいて、障がいを持つ人々と接する際の気まずさを解消し、コミュニケーションを促進するため、SG EnableはTBWAと連携し、障がい者にインタビューした動画をTikTokネイティブな形で制作しました。 このキャンペーンでは、頭に思い浮かぶものの失礼にあたるかもしれない「気まずいことがよくある質問」を取り上げ、予想に反する面白おかしい回答が現地のTikTokユーザーを魅了しました。


  • 2,310万インプレッション以上(TikTok上)
  • 19%上昇(広告想起)
  • 2,000回以上(寄付申込)

クリエイティブのTip

地域ユーザーの共感を得られる要素を把握するには、クリエイティブセンターにアクセスして、インサイトやトレンドのハッシュタグ、音楽を確認しましょう。発想がまとまらない場合は、Creative Assistantとチャットすると、TikTokの台本やアイデアを生成できます。


TikTokにてクリエイティブで成果を上げよう

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