インタラクティブの強化
手指を使ってトリガーされるブランドエフェクト
概要（提供中トリガー）
ブランドエフェクトのトリガーに関する検討事項
カメラから0.3m～1.5mほど離れてトリガーを実行してください。フェイストリガーの場合、カメラから0.3m～0.5mほど離れた場所でのトリガーの実行をお勧めします。
顔の真正面でのトリガーの配置は推奨していません。
ジェスチャーを使ったトリガーは、手が素早く動くと不安定になることがあります。
ジェスチャーを使ったトリガーでは、ユーザーの身体と背景との間に明確な違いが必要です。
ユーザーは、カメラの前で直接ジェスチャーを行う必要があります。
トリガーの精度や安定性は、ユーザーのカメラとの距離・環境光・デバイスの性能により変動します。
すべての片手トリガーを実行するには、ユーザーは片手でジェスチャーを行う必要があり、トリガーを両手で行うと正常に作動しない場合があります。
13番～19番のトリガー条件およびデモは、参照用です。検証では、大半のユーザーが指定した表現でトリガーを実行できましたが、他の表現でトリガーが実行された場合も見られました。加えて、表現を用いたトリガーの成功率は55％に留まることが判明しました。
トリガーの一覧
名称：ハートA
説明：
定義：ハートの先端を下に向け、両手の親指の先端同士が触れるように、画面に向かって手の甲を向ける。
注意点・特徴：
両手親指の先端同士の接触が見えていること。
両手の人差し指の先端が見えていること。
中央の空間がハート型に見えていること。
左右45度回転可能。
片手/両手：両手
デモ：
名称：ハートB
説明：
定義：ハートの先端として両手の親指の先端同士を下にして接触させ、残りの指の第二関節を接触させる。
注意点・特徴：
親指同士の先端の接触が見えていること。
指の関節同士の接触が見えていること。
空間がハート型に見えていること。
左右への45度回転が可能。
片手/両手：両手
デモ：
名称：ハートC
説明：
定義：手首を接触させ、ハートの先端を下にして、左右の4本の指を接触させる。
注意点・特徴：
手首同士の接触が見えていること。
指関節同士の接触が見えていること。
空間がハート型に見えていること。
左右45度回転が可能。
片手/両手：両手
デモ：
名称：ハートD
説明：
定義：人差し指、親指を交差させ、人差し指を上に向け、残りの指は曲げる。
注意点・特徴：
親指と人差し指の交差が見えていること。
左右への45度回転が可能（拡大画像を参照）。
緑の矢印は方向、赤の矢印は最大角度を表す。
片手/両手：片手
デモ：
名称：射撃1（ピストル1）
説明：
定義：親指と人差し指で、銃口を画面に向けてピストルのジェスチャーを示す。
注意点・特徴：
上下に45度回転させる（上下に動かす）こと。
左右に45度回転させる（左右に動かす）こと。
片手/両手：片手
デモ：
名称：射撃2（ピストル2）（要IEサポート）
説明：
定義：親指・人差し指・中指を伸ばした状態。薬指と小指を引っ込め、ピストルの形にする。
注意点・特徴：
標準動作：手のひらもしくは手の甲をカメラに向け、親指と人差し指は水平に保つ。
回転方向：指を水平状態から垂直状態に動かすこと。
上下左右方向：標準動作と比較して30度以内に保つこと。
片手/両手：片手
デモ：
名称：ロック1
説明：
定義：小指・人差し指・親指はまっすぐ、薬指と中指は曲げて、手のひらを外側に向ける。
注意点・特徴：
小指・人差し指・親指の先端が見えていること。
手のひらは外向き・内向きどちらでも可。
左右への90度回転が可能。
緑の矢印は方向、赤の矢印は最大角度を表す。
片手/両手：片手
デモ：
名称：ロック2
説明：
定義：人差し指と小指を立て、親指を中指と薬指に重ねる。
注意点・特徴：
手のひらは外向き・内向きどちらの回転も可。
左右15度回転が可能。
片手/両手：片手
デモ：
名称：いいね
説明：
定義：親指を立て、上向きにし、手のひらを内側に向ける。
注意点・特徴：
親指の先端が見えていること。
親指を上に向けていること（緑）。
手の甲および指の交差が見えていること（赤）。
手のひらは、内向き・外向き・左向き・右向きすべて可。
左右への45度回転が可能。
片手/両手：片手
デモ：
名称：こぶし
説明：
定義：握り拳、手のひらを外側に向ける。
注意点・特徴：
手のひらは外向き・内向きどちらでも可。
左右180度回転が可能。
片手/両手：片手
デモ：
名称：注目
説明：
定義：人差し指を伸ばし、残りの指は曲げ、手のひらを外側に向ける。
注意点・特徴：
人差し指の先端が見えていること。
手のひらは、外向き・内向きどちらでも可。
左右45度回転が可能。
片手/両手：片手
デモ：
名称：ピース
説明：
定義：人差し指と中指は伸ばして開き、残りの指は曲げる。
注意点・特徴：
a）人差し指と中指で作った「V」の部分が見えている。
b）人差し指と中指の先端が見えている。
c）手のひらは外向き・内向きどちらでも可。
75度以内での回転が可能。
片手/両手：片手
デモ：
名称：刀印
説明：
定義：人差し指と中指を伸ばして合わせ、残りの指は手のひらを外側にして曲げる。
注意点・特徴：
a）人差し指と中指をくっつけて、指先が見えるようにする。
b）手のひらは外向き・内向きどちらでも可。
c）45度以内での回転が可能。
片手/両手：片手
デモ：
名称：3本指
説明：
定義：中指・薬指・小指の3本を伸ばし、数字の3を示す。
注意点・特徴：
手のひらは内向きのみ可。
左右15度以内での回転が可能。
留意点：手の甲をカメラに向けると「3」と認識されますが、手のひらをカメラに向けると「OK」のジェスチャーとして誤認される可能性があります。
片手/両手：片手
デモ：
名称：三指
説明：定義：
人差し指・中指・薬指を上に伸ばし、親指と小指は曲げる。
注意点・特徴：
手のひらは外向き・内向きどちらでも可。
左右15度以内での回転が可能。
留意点：回転角度が大きいため、「指文字（3）」または「ピース」のジェスチャーとして誤認される可能性があります。
片手/両手：片手
デモ：
名称：OK
説明：
定義：人差し指、親指の先が触れ、残りの指は広がっている状態。
注意点・特徴：
親指と人差し指の接点が見えていること（緑）。
残りの指が見えていること（赤）。
親指と人差し指の輪の空間が見えていること（黄）。
手のひらが外向きになっていること。
左右45度回転が可能。
片手/両手：片手
デモ：
名称：4本指
説明：
定義：人差し指・中指・薬指・小指を伸ばし、親指を折り曲げて数字の4を示す。
注意点・特徴：手のひらは外向き・内向きどちらでも可。
片手/両手：片手
デモ：
名称：ストップ
説明：
定義：5本の指を開き、手のひらを画面に向ける。
注意点・特徴：
手のひらが見えていること。
5本すべての指が見えていること。
手のひらは内向き・外向きどちらでも可。
左右360度回転可能。
片手/両手：片手
デモ：
名称：電話中
説明：
定義：親指と小指を伸ばし、残りの指を曲げ、手の甲を外側に向ける。
注意点・特徴：
親指と小指の先端が見えていること。
「L」の形に見えていること。
手のひらは外向き・内向きどちらでも可。
90度以内での回転が可能。
緑の矢印は方向、赤の矢印は最大角度を表す。
片手/両手：片手
デモ：
名称：Vマーク
説明：
定義：人差し指と親指を伸ばし、残りの指を曲げ、手の甲を外側に向ける。
注意点・特徴：
親指と人差し指で作った「V」の部分が見えていること。
親指と人差し指の先端が見えていること。
手のひらは内向き・外向きどちらでも可。
90度以内での回転が可能。
緑の矢印は方向、赤の矢印は最大角度を表す。
片手/両手：片手
デモ：
名称：合掌
説明：
定義：手を合わせる。
注意点・特徴：
両手の接触が見えていること。
左右45度回転が可能。
片手/両手：両手
デモ：
名称：抱拳礼
説明：
定義：片手で拳を作って、広げたもう片方の手のひらにあてる。
注意点・特徴：
手と手の接触が見えていること。
手の上部まで見えていること。
左右45度回転が可能。
片手/両手：両手
デモ：
名称：ちょうだい
説明：
定義：手を広げて、手のひらを上に向け、真っすぐに保つ。
注意点・特徴：なし
片手/両手：片手
デモ：
名称：拱手
説明：
定義：片方の手で拳を作り、もう片方の手でそれを覆う。
注意点・特徴：
手と手の接触部が見えていること（緑）。
上にくる手がまっすぐに見えていること（赤）。
左右45度回転可能。
片手/両手：両手
デモ：
名称：小顔ポーズ
説明：
定義：手首を合わせながら下方から顔を上げる。
注意点・特徴：なし
片手/両手：両手
デモ：
名称：敬礼
説明：
定義：手のひらを伸ばして敬礼する。
注意点・特徴：なし
片手/両手：片手
デモ：
名称：おいで（手を広げる）
説明：
定義：手のひらを前方に広げる。
注意点・特徴：
上下45度以内での回転が可能。
片手/両手：片手
デモ：
名称：つぼみ
説明：
定義：5本の指先を合わせて上向きにする。
注意点・特徴：
手のひらは外・内への回転が可。
水平から垂直状態への左右45度回転が可能。
片手/両手：片手
デモ：
名称：ハート型
説明：
定義：要IEサポート
注意点・特徴：なし
片手/両手：両手
デモ：
名称：よくないね
説明：
定義：手のひらを外に向けた状態で、親指を下に向ける。
注意点・特徴：
親指の先端が見えていること。
親指が下を向いていること。
手の甲および指の重なりが見えていること。
手のひらは、外向き・内向き・右向き・左向きすべて可。
左右45度回転が可能。
片手/両手：片手
デモ：
名称：片手出現
説明：
定義：手が画面に映っていない状態から、片手を画面に映すと、トリガーが誘発する。
片手/両手：片手
名称：片手消滅
説明：
定義：片手が画面に映っている状態から、片手を引いて画面から消すと、トリガーが誘発する。
片手/両手：片手
名称：両手出現
説明：
定義：手が画面に映っていない状態から、両手を同時に画面に映すと、トリガーが誘発する。
片手/両手：両手
名称：両手消滅
説明：
定義：両手が画面に映っている状態から、両手を引いて画面から消すと、トリガーが誘発する。
片手/両手：両手
名称：拍手
説明：
定義：両手で拍手すると、トリガーが誘発する。
注意点・特徴：
回転角度は、左右それぞれ45度以内。
上下角度は、上下それぞれ180度以内。
左右角度は、水平から垂直状態への左右それぞれ30度以内。
水平な状態を保って両手で拍手すること。
片手/両手：両手
デモ：
ハンドジェスチャートリガーの一覧は、以下からダウンロードすることができます。
ハンドトラッキングとハンドトリガー
ハンドトラッキング：特定の要素がハンドトラッキングとして設定されている場合、ユーザーが画面に手を映し、カメラがその手を検出すると、どんなハンドジェスチャーでもユーザーの手の動きを追います。両手のトラッキングは、現時点では動作が不安定です。
ハンドトリガー：特定の要素が指定のハンドジェスチャーで表示されるように設定すると、指定のジェスチャーがユーザーにより正しく実行された場合に限り、その要素が出現します。