イベント重複排除機能について

イベント重複排除は、TikTok PixelおよびイベントAPIの両方を使用して、重複イベントの共有をする場合に必要です。TikTokにて、完全に一致するコンバージョンの重複イベントが発見された場合、二重計測・報告防止のため、最初のイベントを保持・改良します（以下参照）。イベント重複排除を使用して、TikTokでの広告の測定、最適化、ターゲティングを行うことができます。

機能

重複排除を確実に行うには、広告主はピクセルとイベントAPIの両方を介して、イベントID（event_id）をパラメータとして共有する必要があります。TikTokにより重複イベントと判断された場合、測定とレポートには最初に受信したイベントが記録されます。

主なコンセプト

ピクセルとイベントAPIにおいて、イベントの重複がなく、異なるイベントを別々に共有している場合は、重複排除が不要。例えば、ピクセルで共有されるカートに追加イベントと、イベントAPIで共有される購入イベント。

ピクセルとイベントAPIで同じイベントを共有しており重複がある場合は、重複排除が必要。例えば、ピクセルとイベントAPIの両方で共有される購入イベント。

例

イベントには起こりうる3つの重複するシナリオがあります。

• ピクセルイベント間での重複：最初のイベントから48時間以内に同一のイベントおよびevent_idパラメータを持つイベントがピクセルを介して報告された場合、重複排除が行われます。

• イベントAPIのイベント間での重複：最初のイベントから48時間以内に同一のイベントおよびevent_idパラメータを持つイベントがイベントAPIを介して報告された場合、重複排除が行われます。

• ピクセルイベントおよびイベントAPIイベントの重複：最初のイベントの5分後以降かつ48時間以内に同一のイベントおよびevent_idパラメータを持つイベントがピクセルおよびイベントAPIを通じて報告された場合、統合または重複排除が行われます（該当する場合）。

イベント重複排除の開発者向けドキュメントの詳細については、こちらをご覧ください。