誤解を招くコンテンツおよび虚偽のコンテンツ

最終更新:2025 年 9 月

原則

TikTokでは、多様なコミュニティによる信頼性が高い空間の提供を目指しています。不正確、誤解を招く、または虚偽のコンテンツを禁止することで、信用できる正当な情報にユーザーが触れられる環境を作り、ポジティブで事実に基づいたコミュニティ体験を促進できるようにしています。


誤解を招く主張

ポリシー

広告コンテンツやランディングページでは、商品の効果を保証したり、誇張してはいけません。当社は、虚偽の表現や誇張された情報によって視聴者の誤解を招きかねない広告を制限し、商品に対する時間、地域、ブランドに関する絶対的な表現が含まれる広告は認めません。


許可されない例:

  • ローション:「今すぐスリムな脚を手に入れよう」

  • 金融商品:「10秒でお小遣いを稼ごう」

  • 不治の疾患が治るという主張

  • ビフォーアフターの比較で、クリーム使用によりシワが消える様子を表示

  • 「TikTokでナンバーワンの曲」

  • 「TikTokでナンバーワンのエッセンス」


一貫性のない情報

プロモーション、価格、割引、その他詳細情報の不一致や矛盾を含む広告コンテンツ / ランディングページは禁止されています。情報の欠如や、免責事項や利用規約の欠落も対象となります。


許可されない例:

  • 商品のウェブサイトと広告コンテンツが無関係である場合

    • 例)広告では画像 / 動画で商品Aを紹介しているが、ウェブサイトには商品Bが掲載されている。

    • 例)広告内のプロモーションでは「賞品が当たる」と表示されているが、ランディングページにはその関連情報がない。

  • 商品のウェブサイトと広告コンテンツが一致しない。

    • 例)広告には「最大50%オフ」の割引と記載されているが、ウェブサイトでは「最大30%オフ」の割引と記載されている。

  • ウェブサイトの内容が曖昧で、宣伝対象のウェブサイトで取り扱っている商品と広告が関連しているかどうかを判断できない。

    • 例)広告では衣料品ブランドを紹介しているが、ウェブサイトには大都市の汎用画像が掲載されている。


クリックベイト

透明性が高く信頼できる広告体験を守るため、視聴者の誤解を招く、欺く、操作する目的のビジュアル要素や手法を用いた広告は許可しません。広告内のすべてのインタラクティブ要素は、本来の意図通りに機能しなければならず、虚偽や誤解を招く体験を生み出してはいけません。


  • 機能しないインタラクティブ要素

    • 誤った期待を抱かせるような、クリックできない、または誤解を招く要素を使用しないでください。 禁止対象の例:

    • 動画再生を開始しない偽の再生ボタン

    • 広告を閉じられない偽のクローズボタン

    • 実際にはスライドがないのに複数の存在を示唆する偽のカルーセルインジケーター(ドット、矢印など)

    • 先へ進むために必ず操作が必要と思わせる偽のCTAボタンやポップアップ

  • 隠蔽された、または欺瞞的なコンテンツ

    • ぼかしや隠しを使った扇情的な画像、暗示的な性的コンテンツ、欺瞞的な表現で視聴者をクリックさせるよう誘導してはいけません。


ビフォーアフターの比較

商品効果の比較(ビフォーアフター等)を広告やランディングページに掲載することはできません。


場合によっては、以下が許可されることもあります:

  • 主張の根拠や明確な免責事項が提示されている場合は、比較が許可されることがあります。


編集されたメディアおよびAI生成コンテンツ(AIGC)

TikTokは、新しい人工知能(AI)やその他のデジタル技術が引き出す可能性のある創造性を歓迎します。しかし、AIやその他のデジタル編集技術は、事実とフィクションを見分けるのを難しくさせ、個人に誤解を招いたり、社会に害を及ぼす可能性があります。


大幅な編集が施されたメディアおよびAIGCは、以下の要件を満たす場合に限り許可されます。

  • AIGCラベルを適用するか、独自の明確な免責事項、キャプション、透かし、またはステッカーを追加すること。


「AIによって大幅に改変された」とは、軽微な調整や修正の範囲を超えて、コンテンツがAIによって変更されている場合を指します。これには、実際の画像または動画を素材として使用しているが、AIによって大幅に改変されているものを含みます。以下がその例です。

  • 完全にAIによって生成された画像、動画、オーディオを含むコンテンツ。

  • 主な被写体が、ダンスなど実際にはしていない行動をしているように見せること。

  • AIのボイスクローニングを使用して、主な被写体が実際には言っていないことを言わせること。

軽微なAIの編集とは、以下のようなAIによる微調整や改善を指します。

  • 照明 / 明度 / 色彩度の調整

  • 背景の削除 / 修正

  • 画像のノイズレベルを軽減させるためのノイズ除去

コンテンツがこれらのカテゴリーに該当するか確証がない場合には、慎重に判断してラベル付けすることが推奨されます。


AIによって生成されたコンテンツであることが明示されていない場合、当該広告は却下されるか、制限が課されます。

身元情報の不正利用

当社は、ユーザーのプライバシーの保護・尊重に取り組んでいます。公人の肖像(音声または映像)を、本人の許可なく、特に誤解を招くような文脈で使用したり促進するコンテンツは禁止されています。私人の肖像が許可なく使用されていることが判明した場合、そのようなコンテンツも同様に削除されます。


禁止対象の例:

  • 公人が、いじめや嫌がらせの被害者または加害者となっている、事実ではないことを推奨している、または推奨されている場合。